上州御用 鳥めし本舗 登利平

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2015年07月10日

お知らせ

群馬県内2箇所に特別販売所開設いたしました。

特別販売所にて鳥めし弁当(竹)・(松)の販売を開始いたしました。
こちらでも登利平のお弁当を購入できますので、ぜひご利用ください。
なお、各施設の営業時間内にお弁当が不定期に売り場へ陳列されます。売り切れ次第終了となりますので、予めご容赦ください。

■高崎駅新幹線改札内「銘品館」
>施設紹介はこちら

高崎駅新幹線改札内「銘品館」 売り場

 

■道の駅「玉村宿」
>施設紹介はこちら

道の駅「玉村宿」 売り場

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2015年07月3日

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土用の丑の日、うなぎ弁当、うなとり弁当予約受付開始!

土用の丑の日、うなぎ弁当、うなとり弁当予約受付開始! うなぎ弁当、うなとり弁当

ご予約のお申込みはこちらから
土用の丑の日うなぎ弁当、うなとり弁当予約注文サイト

※当日は大変混雑が予想されます。お渡しはご予約をいただいたお客様を優先させていただきますので、お待ちいただくことがございますがご了承願います。

キャンセル・変更の受付は、2015年7月20日(祝)までとさせていただきます。
この期間を過ぎますと、どのような理由でもご注文をキャンセルできませんのでご注意ください。
※一度キャンセルされますと、再度のご注文はできません。

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2015年07月1日

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ホームページリニューアルのお知らせ

株式会社 登利平は2015年7月1日に当ホームページを全面リニューアルいたしました。 今後とも、お客さまにとってわかりやすく、使いやすいホームページを目指して参りますので、 引き続きご利用いただけますようお願いいたします。

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2015年02月3日

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【歓送迎会プラン】のご案内

【歓送迎会プラン】のご案内

ご卒業祝い、ご入学祝い、趣味の仲間のお食事会、同窓会などに・・・
お得な飲み放題付プランをご用意!!

◆ 飲み放題(120分)付プラン ◆

《4,200円プラン(全7品)》飲み放題付
・前菜・刺身・鳥串・揚物・和え物・炊き合わせ
・ミニ鳥めし又はうどん

《5,200円プラン(全9品)》飲み放題付
・前菜・刺身・鳥串・揚物・和え物・茶碗蒸し・炊き合わせ
・小鉢・ミニ鳥めし又はうどん

《6,200円プラン(全11品)》飲み放題付
・前菜・刺身・鳥串・揚物・和え物・酢の物・茶碗蒸し・炊き合わせ
・小鉢・ミニ鳥めし又はうどん・フルーツ

ご予約承り期間:平成27年4月30日(木曜日)

◎お申込み・問い合わせは、下記店舗へお気軽にお電話ください。

≪お食事処(宴会・食事)≫
・本店  前橋市六供町1-18-6   TEL:027-223-5454
・南部店 前橋市公田町666-7   TEL:027-265-3525
・住吉店 前橋市住吉町1-14-3   TEL:027-234-5454
・北支店 前橋市青柳町492-1   TEL:027-234-2360
・藤岡店 藤岡市中大塚279-1 TEL:0274-22-5454

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2014年09月30日

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藤岡店 ご利用のお客様へ

毎度ご利用頂き、誠にありがとうございます。

登利平 藤岡店では、店内のお食事のほか、宴会・法事・観光など大人数様でのご来店もあり、フリーのお客様のお席が場合によってお断りする場合がございますのでご了承ください。
前もってお電話にてご確認いただけますと当日お席の空き状況などお知らせいたします。

登利平 藤岡店
TEL:0274-22-5454
〒370-3523
藤岡市中大塚279-1

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2000年01月10日

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中村哲也 ~後進育成~

SAGA2024国スポに群馬県陸上チームの監督として、4×100mリレーで見事群馬県に優勝をもたらしたのが中村哲也 副社長です。中村副社長は1994年広島アジア大会において同種目で40年ぶりの金メダル獲得に大きく貢献し、1999年にはセビリア世界陸上にも出場を果たした経歴の持ち主です。東海大学を卒業後は五輪出場を目指し日立の関連会社実業団チームに入部したが1996年にアトランタ五輪出場が叶わず、2000年シドニー五輪出場を目指すため新たな環境を求め登利平に入社しました。


登利平が抱えるアスリートクラブには現在7名の陸上選手が在籍しています。当時は女子マラソンの選手が1名所属しており、そこに中村副社長が加入し少しずつ人数も増え現在のアスリートクラブという形に発展していきました。登利平は、1953年の創業以来鶏料理専門店としてレストランと弁当販売で群馬県民の食を支えており、特にお弁当は現在年間400万食の販売を誇ります。地域の会合や運動会、スポーツイベントに欠かせないソウルフードとして広く愛されています。そんな登利平と県内陸上選手の強化という2つの組織の後進育成について伺います。


中村副社長の指導は「競技力がすべてではない。努力する姿や、周りの人に理解され応援される姿勢が大切だ。」と説く。競技生活よりも長いのはその後の人生であり、社会での成功を見据えた指導を行っている。登利平アスリートクラブの選手も仕事を早く切り上げ練習時間を確保することが出来るのは、一般の社員の理解と支えの元で実現できている。「社内での理解は深まっているものの、本当に応援されるかは個人の人間性ですね。」そう中村副社長は語る。私が取材させていただいた登利平アスリートクラブの選手たちは皆、社内からの応援が力になると語っていた。中村副社長の指導が浸透している証だと感じました。「選手に対して技術的な指導は特別行っていないですよ。」と笑顔で語り「細かいこと言われると選手は嫌でしょうしね。」と見守る姿勢が印象的です。社内の業績においても現在業績は順調で大きなテコ入れは必要なく守っていくことが大事としながらも、「うまくいかない時期も、すべての責任はトップにあり皆さんは最善を尽くしてくれている」という姿勢だ。「細かい指示をするよりも、自分自身の仕事への取り組みを見て理解してもらうこと。」を重視している。まさに教科書のような上司像を体現している中村副社長で、この言葉が本心なのは人柄から十分伝わりますが、それ故にもっと掘り出したくなってしまいました…。


競技スポーツは時に一般社会の常識や社会性から外れてしまうことがある。特に競争が激しく個人で、世界に挑むような競技において、尖った部分を持ち合わせていないのは不思議だなと。そんな疑問に「昔は私も我がままで、とがった選手でしたよ。」「競技をやめて指導する立場になって変わりました。」この答えに今の中村副社長が作られた背景が見えました。選手の気持ちがわかるからこそ多くは語らない。しかし「求められればいつでも答える準備はあります。」と情熱も十分です。社内での関りと同じように「人を変えることは出来ないので自分の考えを伝えていくこと。」を大事にしている。自身の考えを伝えるためにコミュニケーションにも気を使います。仕事柄、一斉に社内研修を行うことが難しいため個々への声掛けを大事にしている。現場に出た際には販売担当の人とのコミュニケーションも図る。多くを語らない副社長からの生の声は働く皆さんにとってとても大事なコミュニケーションツールでしょう。気さくさと深い懐を持ち合わせる中村副社長ですが、この大きな組織を支える上でもちろん苦労も多い。どんな苦労も乗り越え躍進できる秘訣は家庭内にあり、時に息詰まったり悩んだ時、奥様のアドバイスが支えとなっている。「女性目線のアドバイスや自分にはない考えのふとした一言に救われることが多い。社内の立場上怒られることも少なくなり妻の存在はとても貴重です。」と語った。素敵な夫婦関係で、そんな家庭だから仕事への活力も出てくるのでしょう。


中村副社長の後進育成の主軸には「どんなことも経験。経験こそ血となり肉となる」という言葉があり、世界陸上の経験について「当時のレベルは世界には程遠かった。しかし独特の空気感は味わったものにしか得られない経験だ。」と語った。自身の社会人としての経験と群馬県陸上界での指導経験、そしてトップアスリートとして世界を見た経験から今の中村副社長の人格が作られ、今日、登利平のトップとして会社を引っ張っている。


登利平代表として立場での振る舞いが求められる場面が多く、「ポジションが人格を作っていくものだ。」と語る中村副社長ですが、SAGA国スポでの4×100mリレー優勝の喜びを「あれは嬉しかったですね。」と語る笑顔は陸上競技への愛情にあふれており、監督という立場ではなく心からの笑顔が見られた瞬間でした。立場としての振る舞いを後進に見せながらも、時に喜びや奥様への感謝など人間味を覗かせる瞬間が中村副社長の一番の魅力だと感じます。中村副社長の後進育成の秘訣…自分の背中を見せること。その背中に登利平と群馬県陸上界の未来を背負いながらも、自然体で飾らない中村副社長の人柄が、のびのびと若い力を育成する。それが中村流後進育成の秘訣。

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2000年01月3日

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田中きよの ~涙の先でみつけた光~

田中きよの  ハードル競技は走る距離、ハードルの数、高さやハードル間の距離などが男女で異なる為、華麗なハードリングが見どころの女子と、力強いハードリングが見どころの男子とで異なる魅力を持っている競技である。その中でも身長や足の長さ、走り方によって一人一人違った美しさを持つ女子ハードル。わたしたちの記憶に新しいのが日本選手権100m女子ハードル決勝のレースである。優勝者は田中佑美選手、2位の中島ひとみ選手との差はわずか0.003秒という大激戦で日本選手権を制した。それは歴史に残る白熱したレースで観客を魅了した。日本の女子100mハードルは現在史上最高レベルと言われている。その熾烈な戦の中しのぎを削っているのが田中きよの選手である。今シーズンも日本選手権・国民スポーツ大会(国スポ)と日本一を決める大会に出場した。駆け抜けたシーズンを終えた田中選手に、改めてシーズンを振り返ってもらった。今シーズンについて、「メンタルの面でもっと向き合えた。気持ちの面での改善点が多い。自信をもって挑めなかったしその準備が出来なかった。」と語る。毎年自身の取り組みに自信をもって大会に挑んでいる、しかし社会人2年目となり社会人として結果を出せていない自分への迷いがあった。走りにもタイムにも満足できる結果が出ない中で苦しいシーズンとなった。
 終えたばかりの国スポについては、今シーズン一番悔しい大会だったと振り返る。シーズン最後の大会で、ようやく現地前日練習で求めていた感覚に近いものを感じ、調子も上がっていた。ようやく自分自身に期待が持てた。しかし求めていた結果は出なかった……。 陸上競技は個人競技でありながら国スポでは群馬TEAMとして大会に挑む、そのサポートや周りの選手の存在は田中選手を強くした。だからこそ今シーズン初めて涙があふれた。もちろん日本選手権のレース後も悔しさはあった。「ただ泣く資格がない。」そんな風に、いい準備ができていなかった自分を俯瞰していた。しかし国スポは悔しさの感情が勝った瞬間があった。その時のことを「心が動いた瞬間だった。」と振り返る田中選手。「その気持ちが今シーズン最大の収穫であった。」と続けた。
田中きよの  女子ハードルの魅力として多様なレーススタイルを魅力に挙げる。史上最高レベルの女子100mハードルで戦い抜くためのプランとしては、自信を持つスプリント力。その強化に特化した練習を行う事、そのためオフシーズンにはウエイトトレーニングにも力を入れる予定だ。「身体の細やかなつくりをじっくり丁寧に作り直す時間に充てる。」と計画している。苦しかったシーズンを終えてなお、すぐに来シーズンへの取り組みを語ることが出来る そのモチベーションは、「かつて自分がみた光景、光を浴びるあの場所へもう一度行きたいから。」だと言う。脚光を浴び、注目度が上がっている女子100mハードルだからこそ、仲間たちがそんな栄光の中にいる姿を目の当たりにする機会も多くなった。自分もそんな場所へもう一度……。大学時代から信頼を置く邑木コーチの元で今日も練習に励む。
 登利平からの支援ももちろん田中選手の力の源である。勤務時間を練習時間に合わせて調整し、店舗で一緒に働く方々は田中選手を娘のように応援し声をかけてくれると言う。店長は同じ競技の経験者だといい、悩みがあればアドバイスもしてくれる。「今のお店が大好きです。」現在の環境に感謝があふれる。
 社会人になり学んだ事として、「恵まれた環境に感謝すること、練習への姿勢を大事にしたい。」という。タイムや結果を追い求めすぎて苦しいシーズンを過ごした。それは今までの自分への期待からだった。しかし気づいたことはタイムや結果ではなく、自分に勝つことの大切さであった。そんな勝利の積み重ねが花開くことを信じて楽しみにしている。もちろんロス五輪に出場したい気持ちはある、だからこそ「重圧の中でも明るくいられる選手への尊敬が高まった。」シーズンのスタートからアクシデントで出遅れがあり、なかなか調子の上がらない自分への葛藤の中で悩み苦しんだ今シーズン。その最後に流した涙とその時の感情は、何も得られなかったとさえ感じていたシーズンでタイムよりも大きな物を田中選手に与えた。TEAM群馬・登利平・練習拠点のTEAMのサポートへの感謝。心の成長に必要なエネルギーを得たことが今シーズンの長かったトンネルから見えた一つの光なのだろう。

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2000年01月3日

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田中きよの ~Next Stage~

“田中きよの”大学時代U20全国陸上競技大会・日本学生選手権で優勝を経験し女子100Mハードル界トップレベルの実力者です。日本選手権優勝そして、その先の世界を目指す田中選手のNext Stageへの挑戦を追いかけます。女子100Mハードルは100Mの中に設置された84㎝の10個のハードルをとび超えていく競技です。見どころは何といっても障害物を華麗に超えていく姿にあり、スピードだけでなく柔軟性や身体のコントロール、筋力や瞬発力など様々な力を必要とします。そのすべてが重なり華麗にハードルを飛び越えることが出来たとき選手の達成感は最高潮に達し、その躍動感は見る人を魅了します。中学時代スプリント練習の中の一つとして取り入れられていたハードル、当時の顧問が彼女のセンスにいち早く気づき勧められたことからハードル人生が始まりました。「障害があり何が起きるかわからない」ハードルの魅力についてそう話す田中選手。他の競技に比べ転倒の可能性が高くあるため、そのリスクが競技にドラマ性をもたらし緊張感を生み出します。田中選手の言葉通り最後まで何が起きるかわからないドラマ性も人々を魅了するポイントの一つです。


大学時代にタイトルを獲得し、現在まで順調にベストタイムも更新している。順風満帆に見える競技生活。しかし、実際はコロナ渦による様々な弊害や、当時最も大きな目標としていたユニバーシアード大会を前に体調を崩し、半年近くレースどころか走ることも難しい日々が続く時期も経験している。学生最後のインカレ2連覇に向けて焦りが募る時期も過ごした。そこから復活を果たした要因は“メンタルの強さ”。「メンタルコントロールが得意なタイプで、今自分に必要なことは何か?冷静に判断しそこに向かって取り組むことができた。試合でも過度な緊張をすることはない。」と自分自身を評価する。精神面に加え田中選手の武器はスプリント力「シンプルな足の速さが最大の武器です」と自信を持つ。日本記録へは0.51秒、近いようで遠いその差を縮めるために、抜き足を課題としている。ハードルを跳んだ後の走りに課題を感じているが、改善できた時のタイムは期待できる。スプリントに比べて障害物がある分タイムを縮められる内容が多い。「抜き足の速さとストライドに頼らないインターバルの速さを磨きたい」田中選手の頭の中には自分の理想の走りがはっきりと描かれている。


先月行われた実業団対抗陸上選手権ではB決勝4位13“58秒だった。


Qこの大会の位置付けと結果を踏まえた感想は?


「前回出場した大会から期間が空いてしまったので、想定通りの結果だが目標には届かなかった。当日にミスはなかったので大会までにいい取り組みが出来なかった結果だ。」と振り返る。良い点も良くない点も冷静に客観視、分析できる田中選手の長所がここにもあった。 この大会で今シーズンは終了となり来シーズンの大会に向けオフシーズンのトレーニングに入る。「この冬はウエイトトレーニングにも力を注ぎ無理をしてでも自分を超えていく。」そう語った。自己分析の上でこの冬は無理ができる。そう判断する今、心身ともに状態が良いのだろう。


苦手なことから逃げないそう強く誓う理由はNext Stageへの挑戦。日本一そして世界を目指し「競技人生にタイムリミットを付けて打ち込みたい。2028ロサンゼルスオリンピックを見据えて今後を見直す時期だ。」と展望を聞かせてくれた。「来シーズンから日本のトップを狙います。ベストタイムである13.20秒を安定して出せるように。」と目標も明確である。田中選手の言葉の一つ一つに強い意志を感じ、自らの言葉を実行してきた自身が垣間見えた。この日、群馬のホームグラウンドに久々に戻り改めて地元の人の温かさに触れることができた。陸上を通して出会った人へ結果で恩返しがしたい。その為に日本のトップそしてその先、大学時代逃した日の丸を追いかけ走る。「すべての結果は決まっていて自分はそれを見に行くだけだ。」走り続ける田中選手がその結果を見るその時、今頭に思い描く理想の走りが実現されているだろう。田中選手が背中に日の丸を背負い、胸には群馬への感謝を持ち高い障害物を華麗に超えていくそんな田中選手を私は見たい。 彼女のNext Stage…への挑戦から目が離せない。

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2000年01月2日

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根岸佑弥 ~跳び続ける理由~

満開の桜と青空のコントラストが贅沢な王山グラウンドに先月39歳を迎えたアスリート根岸選手の姿があった。


小学校 5 年生の頃授業で褒められたことがきっかけで走り高跳びを始めた。前橋育英から上武大学に進学し地元登利平に入社した。地元で走り高跳び一筋、今日まで競技を続けている。


本格的競技に始めたのは高校生から、インターハイにも出場し社会人になってからは、全日本実業団で5位に入賞するなど全国レベルの実力者だ。大学時代のコーチの紹介で登利平に入社し競技を続けていく中、30歳で競技人生もピークを越えたと思い一度はマスターズに転向し転職もした。
しかしそこで30代の日本記録を更新…自己ベスト記録に近い2m5cmを跳ぶことが出来た。


やはり一般の競技の場に復帰したいそんな思いは止められなかった。


現在は登利平に再就職し一般の社員の方と同じ様に仕事をこなし、休みの日に練習を行っている。業務内容はキッチンで調理を行っており群馬県民の食を支える仕事にやりがいを感じている。今も週2~3 回の練習を行っており普段は業務後に1時間のウエイトトレーニング、休みの日には3~4時間もの時間を走り高跳びに費やす。


40歳を目の前にそのモチベーションに脱帽する。
根岸選手本人は今の環境に戻れたことに感謝の気持ちが強く、登利平に貢献したいと将来を見据えている。走り高跳びという競技は一般的に20代後半に体力のピークと技術の成熟によりパフォーマンスが最高潮になるそうだ。
今も競技を続ける根岸選手のモチベーション…
それは「ただ走り高跳びを楽しみたい。楽しむためにはトレーニングが必要。」と語った。


そんな思いに反し2年前に大腿二頭筋腱断裂という大けがを負った。
ケガ以降、昔のような跳躍をするためのスピードが伴わなくなってしまった。それでもグラウンドには跳躍する根岸選手の姿がある。用具の準備から砂場の整備まで、一人で行い黙々とジャンプする。
そんな姿に「走り高跳びを楽しみたい。」その思いの強さを感じた。
現在はケガをしないことに一番注意しながら、その日のコンディションに合わせて練習メニューを組み立てるという。


この日は立ち5段跳びという昔からのこだわりのトレーニングを行っていた。自身の強みであるパワージャンプを鍛えるものだ。言葉通り力強いジャンプの繰り返し、まるで足の裏にバネがついているように見える。しかしジャンプを終えると息を切らししゃがみ込む姿から、その一回のジャンプにかかるエネルギーは見えている華麗さは比べものにならないのだと伺い知った。


「正直引退も考えています」としながらも「走り高跳びはフィギュアスケートや体操と似ていると思っていて、一人の演技(ジャンプ)をみんなが見ている。競うものではなく自分 のジャンプをしたい。」と目標を語ってくれた。
将来は指導に携わりたいと考えており日本スポーツ協会認定のコーチ資格も取得している。選手に実際にジャンプを魅せられるコーチでい続けることも目標の一つだという。
登利平ACで活躍した選手達が自身の経験を活かし幅広く普及や強化に携わることで登利平ACの知名度も広がっていくだろう。そうした次へのステージを見据え、選手として有終の美を飾る準備を日々行っている。


「自身最高のジャンプをもう一度跳びたい。あのフワッと浮く感覚がたまらなく気持ちいいんですよ。ある意味中毒ですね。」と最後に笑顔で語る根岸選手。
アスリートが競技にハマるその中毒性には共感する。それが年齢にもケガにも止められない跳び続ける理由なのだろう。根岸選手自身満足のいくジャンプは今年見られるかもしれないし、5年後かもしれない。次のステージに向けた大ジャンプを期待している。

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2000年01月2日

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鈴木 宏明 ~自分史上最速~

自分史上最速を目指す鈴木選手。


ケガから復帰のシーズンとシーズンオフのトレーニング期間を越え、「ようやく思いっきり走れる」と今シーズンの自分への期待を背負い入念にドリル練習に打ち込む。


昨年の秋に鈴木選手を初めて取材した際、今シーズンに向けてオフシーズンの取り組み方や課題を伺った。そしてシーズンは幕を開けた。目標とする日本選手権出場に向け大事な大会と位置付ける東日本実業団陸上競技選手権大会を10日後に控えたこの日、鈴木選手に大会への意気込みと今シーズンの抱負について伺った。前回の取材時よりも目に熱い思いと緊張を感じた。今シーズンは4月に記録会に2度参戦し東日本実業団に向け調整を試みた。あいにく両日ともに天候に恵まれず好記録は出なかったという。それでも「一人での練習が多い中、レースに出て他の選手とレースをすることで緊張感や課題である力みと向き合うことが出来た。」と昨シーズンはケガの影響で思うようなシーズンにできなかったので、今シーズン思いっきり走れる喜びが滲む。


冬には課題とする後半部分の減速を克服するために、インターバルトレーニングに取り組んだ。インターバルトレーニングは肉体的にも精神的にもきついが、つらい場面で自分に打ち勝つ強さが養われる。また筋力トレーニングも重点を置いた。鈴木選手の得意とするスタートからの加速を発揮するには瞬発力とそれを支える筋力が必要となる。「今年はケガがない分スタートの加速から中盤に思いっきり入れる。走りこんだ成果が楽しみ。」とオフ期間の成果にも満足な様子だ。一瞬にすべてを懸け一瞬に爆発的な力を出す100M競技だからこそ、そこに100%の自分で挑むことの重要性とその苦労が垣間見える。 今シーズンの抱負は、自己ベスト10秒41の更新。昨年の記録10秒51は最低目標だと言うが本当の目標はさらに高く、日本選手権出場のために派遣記録10秒34を狙っている。この日本選手権に出場するには6月11日までに派遣記録を切る必要があり東日本実業団と記録会でこの記録の更新が必要である。100M競技はメンタルがタイムに大きく影響する。その中で「プレッシャーや緊張感の中で同じようなレベルの選手が集まる大会だからこそ記録が出やすい」と自分自身への期待も高まっている。


グラウンドで選手を見つめる武藤監督は「今シーズンは試合が少ないため試合勘に不安を残している。」


記録に関しても「簡単な記録ではない。スタートは得意なので出すぎると後半身体が浮いてしまう、レース全体の組み立てが大事だ。」と厳しい目で見つめるが「4月から調子は上がってきている。今シーズン出場したリレーではいい走りが出来ていた。」と期待も寄せ東日本実業団は現地でその走りを見守る。


トレーニングを支える大事な栄養面については、基本的に自炊をしながらサプリメント やプロテインも摂取するが、まかないの鶏肉料理が鈴木選手の栄養面のサポートになっていることは言うまでもない。登利平が数多くのアスリートを抱え支える秘訣はまかないにあるのかもしれない。陸上選手としても登利平の社員としてもキャリアが長くなってきた鈴木選手へ自分自身の最終目標を伺った。「まずはタイムを落とさず最後まで走り抜けたい」とブレない向上心に続けて「陸上をやってきたことが自分にとっての財産でありそこで得た力を登利平に恩返ししていきたい」と語った。登利平ACの選手誰もが口をそろえて話す会社への感謝の言葉、この環境こそまかないに勝るアスリート支援の秘訣なのだろう。 前回伺った時もスパイクの進化に期待する鈴木選手のギャップに驚かされたので今回も尋ねた。「シーズンに入り新しいスパイクになれる作業も大変ですね、履きこなすことも難しいけれど反発が大きい分記録は狙えます。」と解説してくれた。いよいよ迫った東日本実業団陸上競技大会。スパイクを履きこなしコンディションにも恵まれ、この冬の成果を存分に発揮し駆け抜けた先…電光掲示板には自分史上最速のタイムが表示されることだろう。鈴木選手の健闘を祈る。

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